何をしても反り返って泣きじゃくるイヤイヤ期。母の私が泣きたいくらいだったあの頃。今では笑い話です。

【育児体験談】何をしても反り返って泣きじゃくるイヤイヤ期。母の私が泣きたいくらいだったあの頃。今では笑い話です。

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
31歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
専業主婦

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
37歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
自営業

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
平家の賃貸アパートに住んでいて、主人、私、娘3人の5人家族。
賃貸アパートなので隣近所との付き合いはほぼなし。





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
9歳と7歳のお姉ちゃんがいた
【子供の性格】
人見知りでママっ子。
活発だが知らない人に話しかけられると怖いらしくぐずる頻度が多い。
基本ぐずった時はママしか受け付けない。




【始まりと予兆】
靴下やズボンを履くのを手伝うだけで反り返って泣いて手に負えない。
今までは私が全て着替えもやっていたのに自分でやりたいやりたいが凄くて、イヤイヤ期の始まりかと感じた。

【イヤイヤ期の期間】
2歳2ヶ月頃から3歳まで



【こんなイヤイヤをする】
靴下が上手に履けないだけで反り返ってなく。
何にぐずっているのか意味がわからない。
いつも好きなお菓子もいきなり嫌いになって受け付けなくなる。

【具体的に言うと・・・】
子供を連れてスーパーへ行くのがとても大変でした。
大人しくカートに乗ってくれるのはごく稀で、機嫌が良く座っていたと思ったら下りたいと暴れ出し、おろせば抱っこ要求してきたり何がしたいのか意味不明で、必ずお菓子売り場に行って子供の好きなお菓子を選ばせて、手で持たせて機嫌がいいうちに急いでお買い物をしていました。
主人は普段仕事で、両親もすぐ近くには住んでいなかったので誰に預けることもできず、スーパーに行くたび戦いでした。
周りでゆっくりと同じ歳の子供を連れてお買い物をしているママが羨ましかったです。
また、お着替えの時に自分でやりたいが凄かったので、自分でやらせると、靴下がうまく履けずに反り返って泣き、ママが履かせ直すとまたそれに泣いての繰り返しでした。




【当時の心境】

とても辛かったです。
主人に訴えても赤ちゃんだからしょうがないし、今だけなのだからと軽い言葉で流され、一切手伝ってくれませんでした。
この辛さを主人が一緒に共感してくれるだけで、私の心も変わったと思います。
行動に示さなくてもいいから、ただ共感をしてほしかったです。




【夫の対応】
基本、見て見ぬ振りでした。
泣いていても何をしてくれるわけでもなく「子供が泣いているよ」の一言で私があやすのが当たり前でした。
ぐずるのも私の育て方がおかしいからだと言われたこともあり、この時に今後どんなことがあっても主人には弱音を吐くのをやめようと憎しみの感情に変わりました。




【工夫と便利グッズ】
出かける時は子供の好きなキャラクターのぬいぐるみや、絵本を持っていきました。
また、良くはないですが、一袋に量が入っているお菓子(たまごボーロ)などを必ず持って、ぐずった時には与えていました。
量があると時間も稼ぐことが出来るので。




【強烈な思い出】
幼稚園に入園する前の子ども達が集まることのできる支援サービスがあり、初めて参加をしたのですが、皆んなで絵本にシールを貼っていく内容のイベントだったのですが、恐竜の形に合わせて上手にシールが貼ることができなく、周りを気にせず大泣きでした。
他の子は楽しんでやっているのにうちの子だけ泣きじゃくって、本当に恥ずかしくて、楽しみにしていた支援サービスが一瞬にて最悪なものになりました。
きたことに後悔をし、その時間はどうか泣かないようにドキドキしながら過ごしました。
終わった時に、その場にいた年配のスタッフさんの言葉に救われました。
泣かない赤ちゃんなんていないんだから、元気にこんなに泣くことができて素敵だと私に励ましの言葉をくれました。
この言葉がとても嬉しく、頑張ろうという気持ちになれました。




【後悔してること】
夫に子育てが辛いと弱音を吐いたことに後悔をしています。
夫は何か言葉をくれるわけでもなく、普段働いてないし寝てばっかりなんだから余裕だろと、全く私を心配してくれませんでした。
弱音を吐いた私がとても惨めで涙が止まりませんでした。




【嬉しかったこと】
とても嬉しかったことは、公園で遠くから私の姿を見つけて嬉しそうに走ってきてくれた瞬間です。
そのあと私にギュッとしがみついてきてくれて、その行動がたまらなく愛おしかったです。
こんな私に対して笑顔を見せてくれてこの笑顔を絶対に守りたいと思いました。




【現在】
イヤイヤ期から一年が経ちました。
もうすぐ4歳になるのですが、ある程度のこともわかってきて「ママ大好き」と何回も言ってくれます。
あの時のイヤイヤ期が嘘のようです。
主人は子供が言葉を話すようになってから変わりました。
とても可愛いらしく、進んで子育てをするようになりました。
お風呂も入れてくれるようになり、私自身心にゆとりを持つことが出来るようになりました。



【当時の自分へのアドバイス】
自分の育児の仕方が悪いからとじぶんを責める事だけは絶対にしないでと言いたいです。
イヤイヤ期は子供の成長過程で、成長している証です。
いつかはなくなります。
またぐずってるなと軽い気持ちでいるのが一番だと思います。
辛くて誰にも頼ることのできない環境でも、そんなことはありませんでした。
支援サービスの先生、小児科の先生、少し話を聞いてもらうだけで、心がとても軽くなりました。