悩み悩んだイヤイヤ期、始まりは突然に、終わりは気づかぬうちに

【育児体験談】悩み悩んだイヤイヤ期、始まりは突然に、終わりは気づかぬうちに

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
32歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
薬剤師、育児休暇中

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
32歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
東京都内の賃貸マンションに住んでおり、同じマンション内にも同級生やママ友がたくさんいました。
隣のおうちに住んでいるご家族とは家族ぐるみで仲良くしていました。
家族構成は、父、母、娘、息子の4人家族です。





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
はじめての子、弟を妊娠中〜1歳くらいになるまで
【子供の性格】
おだやかでおっとりしている子で、赤ちゃんの頃から絵本とブラックが大好きでした。
寝つきも寝起きも悪く、夜中はよく泣いていました。
パパが大好きです。
人見知りや場所見知りがひどく、初めての場所へ遊びに行くのは大変でした。




【始まりと予兆】
保育園に行くのに、朝からずっと行くのを嫌がって、ずっとイヤイヤ泣いていたことで気付きました。
妊娠中から赤ちゃん返りもあり、人見知りも場所見知りも強くなりました。

【イヤイヤ期の期間】
1歳6ヵ月頃から2歳6ヵ月頃まで



【こんなイヤイヤをする】
くつをはきたくない
パンがいいと言ったのにパンを出したらやっぱりご飯がいいとギャン泣き
保育園に行かないと泣く

【具体的に言うと・・・】
保育園に行くのは朝からずっとイヤイヤ泣いており、家で30分以上泣き続け、ようやく家を出たと思ったら道の途中で突っ伏して大泣き、最後保育園にのぼる階段の前でギャン泣き、5分程度の保育園まで1時間以上かかりました。
当時弟がうまれたばかりでようやく首が座った頃だったので、娘を無理矢理抱っこして連れて行くこともできず、通報されるんじゃないか?とヒヤヒヤしたり、通りすがりの子連れのママにとっても心配されて、精神的に辛かったです。
友達と遊ぶとなっても、遊びたくなかったり、いつもの公園じゃないと、帰りたいとひたすら泣いていました。
産後のストレスや睡眠時間の少なさから、私自身あまり余裕がなかったことも原因のひとつかなと今では思います。




【当時の心境】
周りの子よりだいぶ早くイヤイヤ期がきたので、うちはこうだったよーとかこうすれば少し楽になるよーという経験話がほとんど聞けず、泣かれるたびにぐったりしていました。
なんとなく何が嫌なのかもわかっているのに、すべて聞いてあげる余裕がなく、下の子の育休中も保育園に朝から晩まで預けていました。
楽しめる余裕が欲しかったです。




【夫の対応】
当時夫は多忙な時期だったので、平日はあまり家におらず、休日大好きなパパと過ごせる時はあまりイヤイヤをしなかった気がします。
またイヤイヤ自体たまにしか見ないので、夫は気長に付き合っていたのだと思います。
特に話し合ったことはなく、こんなことがあったんだよー、程度の報告なしていました。




【工夫と便利グッズ】
下の子の育休中も可能な限り保育園に預けていました。
あとは、家でも出かける時でもお菓子やジュースをたくさん持ち歩いていました。
ゼリーが大好きで出先でなくなると、すぐ買い足していました。
自宅は幸い防音がしっかりしているマンションだったので、家にいる時は気が済むまで泣かせたままにしていたこともあります。




【強烈な思い出】
普段は5分で着く保育園に1時間近くかかったことです。
朝からずっと泣いていて、目はパンパン、声はちょっと枯れていて、鼻水とよだれで洋服はべちゃべちゃ、とてもひどい状態でした。
道行く人の目線が痛かったですし、とても心配されました。
産後間もない時期だったので、私自身あまり余裕がなくただ時間が過ぎるの待っていました。
結局ようやく保育園に着いて先生が抱えて教室へ行った後は少し泣いていたそうですが、ケロッと遊んでいたみたいです。
この1時間はなんだったんだろうと、涙を流しながら家まで帰った記憶があります。
こどものイヤイヤがすごいストレスで、一緒に解決してあげたり、原因を見つけて気を逸らしてあげたり、寄り添ってあげることができなくて、日々自己嫌悪でした。




【後悔してること】
イライラしすぎて、壁を蹴ったら足の親指を骨折しました。
めちゃくちゃ痛かったですし、直後に旅行の予定があったのに温泉に入れずとても後悔しました。
物にあたるのは良くないと思いつつ、感情が抑えきれず、しょっちゅう物を投げたりしていました。




【嬉しかったこと】
イヤイヤして鼻水もよだれもすごくて、めちゃくちゃ、大声で泣いているのに、ふと誰もがいないと気づいたり、私がこっそり泣いていると知った時に、何もなかったかのようににこにこ笑って話しかけてくれたり、心配そうにいいこいいこしてくれたり、可愛いなと思いました。




【現在】
5年ほど経って娘は小学校1年生になりました。
弟の下に、さらに今年新たに弟が産まれて、とても可愛がってくれています。
娘と上の息子は歳が近いので毎日喧嘩しますが、喧嘩の仕方もだいぶおだやかになってきました。
夫は現在テレワーク、私は専業主婦なのですが、毎日パパが家にいるのでこどもたちは楽しそうです。
それぞれに悩みや苦労もありますが、どれも過ぎて仕舞えば笑い話で、なるべく考えすぎず楽しく過ごしたいと思っています。



【当時の自分へのアドバイス】
結局誰もが通る道で、遅かれ早かれいつから悩むところです。
そして、過ぎてしまえば、そんなこともあったねと笑い話です。
直面している時は辛いけれど、毎日美味しいご飯を食べて、たくさん寝ているうちに、うまく付き合えるようになっていくきがします。
とりあえず物に当たるのは、そのうち大きくなった時に覚えていて、いつまでも言わられのでやめた方がいいと思います。