兄妹平等に接しながらどうやってイヤイヤ期をどう過ごすか

【育児体験談】兄妹平等に接しながらどうやってイヤイヤ期をどう過ごすか

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
28歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
専業主婦

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
33歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
一階と二階があるメゾネットタイプのアパートに私と夫と4歳の息子、2歳の娘の4人で住んでいました。
アパートには他に住人がいなかったのですが、娘が生まれる少し前に隣の部屋に新婚の夫婦が引っ越してきました。





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
2歳上のお兄ちゃんがいた
【子供の性格】
勝気で男勝りな性格です。
お兄ちゃんがママ大好きだからか、兄に対抗して「私のママよ」となり、ママの取り合いで常に喧嘩しています。
活発なのでお外遊びが大好きです。
面白いことが大好きで、くすぐりも大好きです。
他にも室内遊びなら、色塗りやお絵描き、おままごとで遊ぶのが大好きです。
しかし暗い所やお化けが怖く、トイレの床にある木材の模様が人の顔に見えると怖がっています。




【始まりと予兆】
ある時期から私が提案しても「んんん!」とぐずることが多くなりました。
機嫌が悪くなることがその時期からグッと増えました。

【イヤイヤ期の期間】
1歳7か月ごろから3歳2か月ごろまで



【こんなイヤイヤをする】
・靴下を履いてくれない
・雨だから外で遊べないのに遊びに行きたいと駄々をこねる
・お兄ちゃんにおもちゃを返したくない
・車でママの隣に座りたい

【具体的に言うと・・・】
当時息子は4歳で娘は2歳でした。
下の子が生まれたら上の子に我慢させたり、「お兄ちゃんでしょ」とBリ渝ることが増えると本などで読んだのでできるだけ上の子ファーストでいようとお兄ちゃんを優先させてきました。
「お兄ちゃんだから」と言わない様に配慮して、娘の相手もしてあげなくてはいけない状況でした。
娘は毎日お外行きたいと私にせがんできて大変な思いをしながら外へ遊びに連れて行くのですが、今度は帰りたくないと駄々をこねます。
でも、お兄ちゃんはお家に帰りたいみたいで、「家に帰りたい兄」VS「まだ公園で遊びたい妹」が一番大変でした。
お兄ちゃんばかり優先させてもいけないし、娘の言う事ばかり聞いてずっと公園にいるわけにもいかないので折衷案を考えるのが大変でいつもため息ばかりでした。
雨が降ってきたときには「帰ろう」と優しく諭しても、厳しく言っても「イヤー」と女の子特有の超音波を出され、市場で買った小さなマグロを担ぐ気持ちで抱きかかえて帰りました。




【当時の心境】
兄妹を平等に扱いたいので同じように接するのが大変でした。
それに当時は私たち家族が住む部屋の隣に夫婦が引っ越してきたため騒音問題にならない様に配慮しなければならず、毎日体力が有り余っている兄妹を静かにさせるのに非常に苦労しました。
やはり娘が2歳過ぎてからアパートで暮らすのには限界があり、一軒家が欲しくなりました。




【夫の対応】
夫は発達障害でイレギュラーなことが起こるとパニックになってキレてしまいます。
娘はイヤイヤ期で一時期キーキーうるさかった時も、「頭に娘の声が響いて耐えられない」と常にイライラした様子でした。
特に車の運転中娘が私と座れなくて大声で泣いていた時も怒りを爆発させ、娘を車から降ろそうとしてました。
1人では子供の面倒を見れたことがないので私一人でイヤイヤ期を乗り切りました。




【工夫と便利グッズ】
DVDは大変助かりました。
2歳だとまだ幼稚園に通えなかったので365日私とずっと一緒だったので、DVDをつけると静かに見ていてくれたのでその間だけは気持ちを落ち着けることができました。
夫に話すことは無駄でした。
話せばすっきりしますが、解決を夫に求めてはいけないということが分かりました。




【強烈な思い出】
家族で車で出かけたときに、娘が私と車に乗りたいと泣きながら手を一生懸命伸ばしていました。
車は走行中だったので車が止まったら抱っこしてあげるから待っててと言ったのですが、娘は待ちきれないようで車の中で終始泣き続けていました。
「ママの隣がいい」とずっと泣き続けてジタバタしていました。
それに夫が耐え切れなくなって、近くにあったスーパーの駐車場に車を停めて娘を降ろしていました。
私もすぐ娘の側に駆け寄り、抱っこをして娘が泣いていたので宥めました。
私に抱っこされた娘は次第に落ち着きを取り戻し、静かになってきたことによって夫も冷静になれて娘に優しくできるようになりました。
娘は涙目で私の胸で落ち着いた顔をしていましたが、夫が抱っこしようとすると拒否していました。
私は娘がそこまで私を求めていてくれてたんだと、より一層守りたい気持ちが強くなりました。




【後悔してること】
兄妹を平等に育てたつもりでしたが、娘にもう少しかまってあげてもよかったのではないかなと今は後悔しています。
私自身両親から虐待をされて育ちましたので母親の事は好きになったことはありません。
なので娘もきっと私の事を好きにならないだろう、娘と言うのは父親の方が好きなんだからと偏った考えをしていました。
そんな考えを捨てればイヤイヤ期の娘にもっと優しく接することができたのかなと思います。




【嬉しかったこと】
イヤイヤ期でも結局ママ大好きな所です。
寝てる時やお風呂の時などは静かでとても可愛く感じます。
また夫が娘にすり寄ってきても、パパよりママ!な姿を見ていると「イヤイヤ期だけど頑張ってよかった」と、少し報われた気持ちになります。




【現在】
イヤイヤ期を過ぎてから3年経ちました。
今月で娘は6歳になります。
兄とは未だにママの取り合いで喧嘩ばかりしています。
イヤイヤ期を過ぎてから幼稚園児になり、そこからは精神的にもお姉さんになり落ち着いてきてキーキー言わなくなったので夫も娘のことが可愛く思えたようです。
今では夫は娘にデレデレですが、娘はママ一筋なのでいつも撃沈しています。
私は自分が母親と築けなかったような親子関係を娘と築けています。
イヤイヤ期を過ぎてから一段と娘と仲良しになって、「結婚するなら?」「大好きなのは?」などのいろんな質問にも全て「ママ」と答えてくれるくらい娘がママ大好きになってくれてます。



【当時の自分へのアドバイス】
「お兄ちゃんばかり」の娘の嫉妬に気づいてあげて、もう少し娘ファーストになってあげてもいいと思います。
アパート住まいだから近所との交流もないし、孤独な育児だけど毎日公園に連れて行ってあげてるのは偉いと思います。
心が疲れちゃって体が怠い、どこも行きたくない気持ちになってしまうのはわかるけど、どこにも行かないのだけはしない方がいいです。
公園に行ったら可愛い写真がたくさん撮れるので今だけの姿を目に焼き付けといてください。