いつ終わるのか絶望を感じたイヤイヤ期をなんとか乗り越えた話

【育児体験談】いつ終わるのか絶望を感じたイヤイヤ期をなんとか乗り越えた話

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
30歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
専業主婦

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
31歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
公務員

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
社宅で同じくらいの子供がいる家庭や単身者などさまざま。





【性別】
男の子
【兄弟姉妹】
初めての子供
【子供の性格】
活発で誰にでも声を掛けるような子。
すぐ泣き、泣き出したらなかなか泣き止まない。
車とアンパンマンが好き。




【始まりと予兆】
気に入らないことや嫌なことがあると泣くようになってきたこと。
家だけでなくどこでも泣くようになってきたこと。

【イヤイヤ期の期間】
2歳3ヶ月から3歳まで



【こんなイヤイヤをする】
大泣きする。
道でもお店の中でも寝転んでイヤイヤする。
何を聞いても嫌と言う。

【具体的に言うと・・・】
少し気に入らないことがあったり嫌なことがあると、所かまわず寝転んで大泣きするところ。
商業施設の人の多いところでそうなり、大泣きして抱っこしてもエビぞりになっている息子を必死で抱っこして、お店の外まで連れて行った時は大変だった。
周りの人の視線がとてもつらかった。
かなり大きな声なので、響き渡っていた。
私や旦那も必死に対応していた。
家の中ならすぐ構わずに落ち着くまで放っておくこともあったが、外だとそうもいかないので、周りの人に迷惑をかけないようにいつも気を使っていたと思う。
周りに手助けしてくれる人はいなかったので、いつも夫婦二人か私一人で対応しており、かなりヘトヘトになっていたと思う。
早く終わってくれと思っていた。




【当時の心境】
辛かったし一緒に泣いたこともあった。
でも同じイヤイヤ期の子育てをしているママのブログなどを読み、うちだけではないんだと励ましながらなんとか乗りきろうと考えていた。
余裕がある時だけ、泣き顔もかわいいと思えた。




【夫の対応】
外出時は周りの目もあり、旦那も対応してくれた。
特にエビぞりになって泣く時は体力もいるので、旦那がいる時は助かった。
こういう時期だからしかたない、と話し合っていた。
人に迷惑を掛けないようにだけ気を付けようと話した。




【工夫と便利グッズ】
機嫌が良くなるおもちゃやお菓子などを使ったり、DVDを見せたりしていた。
イヤイヤ具合でお菓子などで機嫌が直る時とどうやってもダメな時の区別がつくようになっていたので、その時その時で対応を変えていた。
たまに一人時間を旦那に頼んでもらって、私自身もリフレッシュして、新たな気持ちで対応していた。




【強烈な思い出】
ショッピングモールでケーキを買う時、息子の欲しいと言っていたケーキが売り切れてしまい、違うケーキになってしまった。
そのことに気づいた息子が大泣きして、お店の前で寝転んで泣いてしまったため、周りの人には見られるし大きな泣き声が響き渡るしで、かなり焦った。
必死で抱っこをして車まで連れて行ったが、車までの間もずっと大泣きで暴れていたので、周りの目がかなり気になったし、抱っこしても暴れるので汗だくで運んだ思い出がある。
今思えば一時だが、その時はこの状態がいつまで続くのだろうかと絶望していた。
子供はまだ言葉で伝えられない感情を、必死に身体を使って表現していたのだろうと思う。
同じくらいの子供が騒いでいたり泣いていたりするのを見ると、その親に一緒に頑張ろうと心の中で声を掛けていた。




【後悔してること】
初めての育児で余裕がなく、本気で怒鳴ってしまったことがある。
こういう時期なのだからある程度は仕方のないこと、と考えて、もう少し落ち着いて対応したらよかったと思う。
また、休日以外は旦那は対応しないので、辛さをあまり共有できていなかったと思う。
もっと共有したかった。




【嬉しかったこと】
どんなに激しいイヤイヤがあっても、笑っている姿や私に抱きついてくる姿、寝ているところなどを見ると幸せを感じて、子供を産んでよかったと感じる瞬間も多くあった。
自分に余裕がある時は泣き声も愛おしく感じる時もあった。




【現在】
イヤイヤ期から10年以上経ち、息子は14歳。
4つ下に妹ができた。
今は思春期真っただ中で、あまり会話をしてくれないので、イヤイヤ期の感情をすべてぶつけてくる時期が懐かしくも感じている。
子供がいくつになってもその時その時で悩みが出てくるし、可愛らしさもずっと感じている。
どんなことも一人目は分からないことだらけで苦労したと感じている。



【当時の自分へのアドバイス】
深呼吸して余裕を持つこと。
一人で抱え込まずに、誰かに相談すること。
話を聞いてもらえるだけでも全然違う。
時には公共のサービスを使ってもいいので、一人の時間を持つこと。
自分自身に余裕がないと、子供にもつらく当たってしまったり、自分自身が壊れてしまったりするので、上手く息抜きをしながら子育てをすることが大切。