イヤイヤ期を思い出してみたら、何だか懐かしくなって、これからも頑張れそうな気がした適当母ちゃんの話

【育児体験談】イヤイヤ期を思い出してみたら、何だか懐かしくなって、これからも頑張れそうな気がした適当母ちゃんの話

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
33歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
法人勤務のカウンセラー(フルタイム勤務)

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
33歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
自営業

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
団地住まい。
5階建ての1階に居住。
3LDKで広さはあるが、築40年。
両方の両親とも、県外在住。
隣近所とは挨拶程度の付き合い。





【性別】
男の子
【兄弟姉妹】
年子の姉(4歳)。
【子供の性格】
姉は社交的で、良くおしゃべりして、保育園での弟の様子を教えてくれるしっかり者。
ディズニーのプリンセスが好き。
鬼やお化けを怖がる。
基本的にはママっこ。
但し、旦那が娘を溺愛しており、何かあるとすぐにパパに訴える。
弟は基本的に無口。
言葉が遅かったこともあるが、姉に押され、基本的には無口。
動物が好き。
ママっこで、すごい甘えん坊。
旦那は赤子の延長線上にいるイヤイヤ期の息子に「男のくせにすぐ泣くな!」とすぐ怒るため、パパが怖い。




【始まりと予兆】
保育園の帰り、いつも通り自転車にのせようとしたら、それまで従順だった息子が突然、3人用自転車の前の椅子に入れようとすると、足を突っ張って入らないという強硬な姿勢を見せ、押し問答の日々がスタート。

【イヤイヤ期の期間】
2歳半〜3歳



【こんなイヤイヤをする】
・自分の想いが通らないと分かった時
・姉にやりたいことを奪われた時
・思っていたことと違うことが起きた時
・やりたくないことを無理やりさせられるとき
・食べたくない食事が目の前に出てきたとき
・使いたいフォークとナイフと違った時
・着たい洋服と違うものが準備されていた時
・飲みたいものを違う飲み物を出された時
・自分のタイミングでできない時
・ほかの人のやり方を押し付けられそうになった時
・嫌と言って、困った大人を見たい時
・とりあえず、嫌って言っちゃったから、そのまま押し通すとき

【具体的に言うと・・・】
・何を言っても嫌で、事が進まないため、子供のせいにして感情的に怒ってしまったり、お互いにどうしたらいいのか分からなくて悪循環になること。
・仕事に追われ、家事に追われ、子育てに追われ、精神的にも、時間的にも余裕がないのに、イヤイヤしている子供と向き合わなくてはいけないこと。
・年子なので、弟のイヤイヤに付き合っていると姉が我慢していたが、そのうち二人でイヤイヤ発動されると手が付けられなかった。
・双方の両親とも県外で、何かの時に頼れる人がいない心細さもあり。
大人も追い詰められているけど、裏を返せば、子供も逃げ場がない状態だったと思う。
・旦那が仕事でいないため、イヤイヤの子供の様子を話しても共感してくれる人がいないことが精神的にきつかった。




【当時の心境】
泣いている子供を見ながら、本当は優しく寄り添てあげたいのに、そんな余裕もなく、大人のペースに巻き込んで…。
そんな毎日に必死についてきてくれている子供たちに、正直、子供たちに対して、申し訳ないという気持ちが大きかった。




【夫の対応】
基本的に家にいないので、日常的な子育てはほぼしていないため、泣いたりするとすぐに母親にバトンタッチ。
相変わらず息子と娘への対応が違うため、息子への対応の厳しさを話し合うも、受け入れる様子なし。
息子が吃音になった時は、さすがに自分の対応も反省したいた様子があったが、息子がママっこなのが気に食わないようで、対応は変化なし。




【工夫と便利グッズ】
・子供達と1対1の時間を作るようにした(娘×旦那と息子×私 又は 娘×私と息子×旦那)。
・精神的な余裕を持つためには、時間的な余裕をもつことも大事と考え、家事代行サービスを利用(自宅に知らない人がいることが耐えられず、1回だけ使用)。
・ベビーシッターを利用して、美容室に行った。
・歩きのお迎えの時は、ラムネやチョコなどを準備して、「電柱まで歩いたら1こ」「横断歩道まで歩いたら1こ」など、プチご褒美を準備した。
・金曜日の夜(休みの日の前日)と土曜日の朝は、好き勝手させる。
散らかしても怒らないし、片付けもしないで、お互いに解放する。




【強烈な思い出】
・特に大変だったのが、台風の中の送迎。
多少の雨なら自転車に合羽で乗り切るが、風が強いと自転車だと転倒する可能性があるため、風が強くて雨の日は歩き。
タクシーなんて贅沢はできないし、タクシーも捕まらない。
クルマは旦那が仕事で使用中。
・保育園の門の前で座り込む弟、抱っこをせがむ弟。
保育園の3歳未満児2人分の荷物と、自分の仕事のカバン(残業できないから、持ち帰りでパンパン)を持っているため、抱っこは基本的にしたくない。
1歳上の姉は、イヤイヤしている弟の状況と、困ってイライラしている私の状況を察し、一人合羽を着たままじっと待っていて、それがまた健気で、早く息子を何とかしないと…焦りだけが募る。
・アンパンマン、トトロを歌いながら、無理やり気分を挙げて、手を引っ張りながら、途中は止まりながら50分かけて帰る。
途中、暴風雨の中、反対の歩道から大声で「その調子!!うたうまーい!○○ちゃん、●●がんばれ〜」と応援してくれるママ友に励まされた。
そのママは電車が止まり、隣の駅の職場からチャリで30分かけて帰ってきたらしい。
3人の子供が待つ保育園に向かうその後ろ姿に勇気をもらった思い出。




【後悔してること】
・焦りとイライラからイヤイヤ期真っ最中の息子に、感情的に大きな声で怒ってしまった後、息子が話せていた言葉が離せなくなり、自分の名前を言うのに吃音になってしまったこと。
・本当に申し訳なく、可哀そうで…本当に後悔した。




【嬉しかったこと】
・どんなに怒っても、ママ大好きといってくれたこと。
「ママ大丈夫?」とか、いつの間にか気遣ってくれるようになり、子供たちのやさしさに癒されたこと。
・普段はいない旦那と3人で相談して、ご飯を作ってくれたこと。
・寝顔。




【現在】
娘は小5。
息子は小4に成長。
その下に次男が3歳。
今は次男のイヤイヤ期に翻弄されています。
長男が弟のイヤイヤ期を見ながら、「僕もこんなんだった??」「ごめんね」と一言。
まだまだ甘えっこですが、心優しい男子に育ってくれたことに感謝しています。
夫への感謝…子育てに関しては相変わらず口だけですが、長男が小さい時に言い過ぎたと反省しているようで、次男には長男よりは「男だから泣くな!」という発言は少ない気がしています。
今は娘との女子トークが楽しい日々です。
息子は旦那とゲームで対等に戦えるようになってきて、男同士の関係が頼もしくなってきました。



【当時の自分へのアドバイス】
焦るな!愛情を注げば子供にはちゃんと伝わるから。
辛い時は思いっきり泣いていい!抑えた感情は子供に刃となって向かうときがあるから、出せる感情は出しておくこと。
自分で抱えない方法を考えなさい!旦那に協働で子育てする意識を持たせる方法を仕事だと思って考えたら、答えはでてくるから。
同じ境遇のママ友はすぐそばにいる!人見知りしないで、自分から声をかけて、飲みに誘ってみて。