子のイヤイヤ期は家族の修行期!子どもが与えてくれる親の大事な成長機会!ほんまに親になった覚悟見してみいってこと

【育児体験談】子のイヤイヤ期は家族の修行期!子どもが与えてくれる親の大事な成長機会!ほんまに親になった覚悟見してみいってこと

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
31歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
会社員

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
31歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
イヤイヤが始まったと同時に賃貸アパートから一戸建てを購入し引っ越した。
引っ越し時点で夫と私(弟妊娠中)と娘の3人、平地の住宅街で買い物や病院には困らず自然もほどほどにある静かな街。
両隣はその地域に昔から住んでいる方で70代と50代のご夫婦、お向かいは親子ともに同世代。
近所付き合いは濃厚で、毎日顔を合わせ何かと話したり挨拶する。
お隣さんはかなり協力的で、子供を家に遊びに入れてくれたり、朝晩の自転車に乗せ降ろしを手伝ってくれて助かることが多い。





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
1歳6か月時点で弟を妊娠中で、2歳1か月で弟が産まれた。
【子供の性格】
恥ずかしがり屋で自分からグイグイいくタイプではなく少し離れた場所から様子をうかがうタイプ。
家では歌ったり踊ったり変な事を言うひょうきん者だが、保育園では先生に怒られたくないらしく良い子ちゃん。
気を許した人にだけ本当の自分を出し、裏表がある。
自分のタイミングで自分のしたい様に物事がすすまないと怒る。
順番待ちが苦手で、特に弟より自分が一番先でないと気が済まない。
お気に入りのアニメを見ると指を差して大笑いしたり、替え歌を歌って変な踊りをして一人で笑う。
鬼やオバケ等、得体の知れない存在をとても恐れている。
サンタさんのことも本当に良い人かどうか疑っている。




【始まりと予兆】
母がドアのカギを開けたり電気を点けるスイッチを押すと、私がやりたいと言わんばかりに泣いて指さす様になり、自我の芽生えを感じた。
毎日やりたい事が増え、明らかに出来ない事でもなんでも全てを自分でやりたがるようになり、イヤイヤ期だと感じ始めた。

【イヤイヤ期の期間】
1歳6か月くらいから3歳1ヶ月くらいまで。



【こんなイヤイヤをする】
・滑り台で階段ではなく滑る所を逆走して登ろうとするも、他の子が滑ろうとしていた為母が抱きかかえると泣き喚く。
・暗くなっても公園や保育園から帰らず遊ぼうとするので、帰ろうと声を何度も掛けても「イヤ」の一点張りで最終的に担ぎ上げ泣き喚く。
・牛乳が飲みたいのに牛乳の在庫を切らしていると泣きわめく。

【具体的に言うと・・・】
フルタイム共働きで平日は時間に追われていた為、朝晩はうまく物事が進まず大変だった。
朝起きた時点でまず不機嫌で泣き、当分は抱っこしないと機嫌が戻らない。
朝食も食べない、着替えない、保育園に行きたがらない、靴を履かない、ドアを出ない、自転車に乗らないで、保育園に到着するまでの全ての工程を拒否して泣く。
保育園へ到着してもなかなか母と離れず先生が無理やり引き剥がす事も多々。
帰りも勿論すんなり帰らず靴を履くと園庭へダッシュ、そのまま1時間遊ぶ事もしばしば。
帰宅後は家の前に着いてからドアを開けるのを拒否、家の前で30分入れない事も多々。
家では特にお風呂に入らず、とにかく全てに時間が掛かることが大変だった。




【当時の心境】
とにかく腹が立って、ダメだと分かっていても感情的に怒っていた。
自分に時間の余裕がある時だけ子供を待つ事が出来ていたが、それはそれで「昨日は良くてなんで今日はダメなの?」となり、良かれと思ってとった行動が結局悪循環の原因で上手に対応できず日々反省していた。




【夫の対応】
夫も私と同じようにどう対応すべきか分からず、イライラする事が多かった。
話し合う余裕もなく、唯一どうにかこうにか夜寝かしつけた後に夫婦で教育番組を見て勉強していたぐらい。
特に仕事が忙しい夫は考える暇などなかったと思う。
ただ子育てに対して決して適当では済まない事は分かっていた為、対処の仕方はその時々で悩んでいた様子。




【工夫と便利グッズ】
寄り添う事がとにかく大事と見聞きし、いつも出来るわけではないが常に念頭に置いて心掛ける様に気を付けていた。
保育園に通わせていたので先生に相談したり、自分の母に話を聞いてもらったりした。
無駄だったことがあったかどうかも何が正しかったのかも未だに分からないが、朝家を出る時間を少し早くして公園でひと遊びしてから登園してみたり、とことんやらせてみたり、出来る事は全てした。




【強烈な思い出】
私の父(子供のじいじ)と0歳の弟と4人で牧場に遊びに行った。
遊具があり、滑り台の反対から登ろうとしていたので制止すると大泣きし、抱き上げると癇癪を起した。
とにかく泣き喚いて全身ジタバタとさせ、あーまた始まったか、と他にも沢山親子連れがいたからその場から立ち去ろうとしたが、その時の周りの視線がとにかく冷たかった。
その他、ショッピングモール内の駄菓子屋でまだ食べられないガムを買ってくれとねだられ、買わなかった事で癇癪を起した際も同じように冷たい視線を感じた。
子育て経験のある親ならみんな子供が癇癪を起した時の気持ちが分かるだろうとばかり思っていたが、意外と白い目でじーーっと見るんだなぁとショックと恥ずかしさで、子供のイヤイヤなんかよりももっと嫌な気持ちになった。
夫が仕事の時でも子供に退屈させまいと頑張って出かけたが、弟をおんぶしながら、泣き叫ぶ娘をどうにか抱きかかえて、子供はお腹丸出しで母子ともに髪もぐちゃぐちゃになって、走ってお店の出口を探しす間も、振り返ってまで見てくる大人の視線が何よりも痛かった。
もし「あぁお母さん頑張っているな」と例え思ってくれていたとしても、声掛けられる状況にないのであればそっとしておいて欲しいし見ないで欲しいと思ったし、自分もそういう場面に遭遇したら絶対そうする。




【後悔してること】
ボケ!ばかたれ!嫌い!と、言ってはいけないと言われている人格否定する言葉を言ってしまったこと。
又、毎日怒り過ぎて子供が一時期私の顔をうかがう様な少し引きつった顔をした時、このままではいけないと感じた。
夫は何も言わなかったが、私と一緒になって怒らず見守ってくれて良かった。




【嬉しかったこと】
ひととおりイヤイヤしたあと仲直りでギューッと抱き合うと、涙目で笑顔になってすぐいつものひょうきん者に戻り、心まで傷つけて無い様で良かったと思った。
回数を重ね何度も考える中でうまく対応出来た時に、私自身も多少成長した実感を感じられ嬉しかった。
イヤイヤが発動中でまだ慣れない頃は何をしても可愛く感じられなかったが、記録として撮っておいた写真をあとで見返すと、道路に寝転がったり大泣きしている顔がたまらなく可愛い。




【現在】
3歳1ヶ月頃にイヤイヤが落ち着き始め言葉もかなり通じる様になり、少しお姉ちゃん感が芽生え始めた。
3歳6か月現在はまだ欲求が通らず泣くことも沢山あるが、ピークは過ぎた感がある。
1歳5か月の弟との接し方も上手になり逆に最近始まりだした弟のイヤイヤを上手にあしらっているのを見るとお前が言うなと笑いが出る。
夫は無口だがそれが逆に助かり、夫婦で子供をヤンヤンうるさく言わずに済んで子供にとって良かったのではないかと思う。
この3年半奮闘してきた姿を見てくれていたのか、ここ最近になり家事も手伝ってくれてとても感謝している。
夜泣きが激しく自我が強い強烈な娘だが、変な事をしていつも笑わせてくれる。
やっといま子育てを楽しく感じる。



【当時の自分へのアドバイス】
子育てに例え正解があっても、間違いまくって勉強しなさい。
インターネットや本の情報も時には参考になるけど、実践(実戦)に勝るものはない。
危害を加えたり罵倒して心に傷を負わせるほどとんでもない酷い事をしなければ、なんでも良い。
子も一緒に、沢山間違って反省して自分たちだけの正解を自分たちの力で見つけなさい。
それでよいのです!!