2歳から始まったやだ攻撃。小学生になってもそのままの娘ですが今となっては笑い話。

【育児体験談】2歳から始まったやだ攻撃。小学生になってもそのままの娘ですが今となっては笑い話。

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
25歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
無職

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
28歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
集合住宅に住んでおり、隣近所との交流はほぼ毎日ありました。





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
3歳上のお兄ちゃんがいた。
【子供の性格】
食べることや寝ることなど、自分がしたいことが全て揃っている時は機嫌よく。
少しでも自分の理想通りにいかないことがあるとすぐに機嫌を損ねます。
良くも悪くも感情的という感じでした。




【始まりと予兆】
この子のお兄ちゃんが保育園の友達の影響を受けて「嫌」と何でも拒否する癖がついていました。
その頃はまだ言葉を知らない時期だったのですが、その影響だと思います。

【イヤイヤ期の期間】
2歳5か月ぐらいから3歳10か月ぐらいまで。



【こんなイヤイヤをする】
「買い物に行こう。」「公園に行こう。」とどこかに行こうとした時。
・自分の嫌いな食べ物が食卓に出た時。
・寝ようとして本人が眠たくない時。

【具体的に言うと・・・】
当時は実家と義実家の親や近所の方との交流が盛んで、それぞれのお宅に娘を連れてお邪魔したり、家に来られることも多かったです。
特に義実家やご近所の人の家に〇日〇時に伺うと約束をしていた時に「やだ。」と言って支度が遅れることがあり、相手へ迷惑をかけるという不安と焦りからつい感情的になって怒ってしまうことがありました。
その他にも病院の通院や風呂、食事や睡眠など1日に何度も「やだ。」と言ってはキラキラした笑顔の娘に不本意ながら悪意を感じてしまったこともあります。
「やだ。」というのは意味が分かって言っているというよりも一種の口癖状態になっており、聞いている側からするとしつこくてイライラするものでした。
周囲にこのイライラを理解してもらえないという悩みもありました。




【当時の心境】
感情的になって怒鳴ったり手を出したりしてしまうことが怖いと感じていました。
悪気のない子供にトラウマを植え付けるような怒りを出さないよう、堪えることに必死でした。
「なんでやだって言うの?」と尋ねても応えのない状況に困惑していました。




【夫の対応】
夫は最初は「やだ。」と満面の笑みで言う娘に「可愛い。」とほほ笑んでいました。
しかし、私がストレスや怒りでしんどそうにしていることを察してこのままではダメだと感じたようです。
やだと言う時には旦那も優しい顔をしないようにし、子供に不快なことを伝えてくれました。




【工夫と便利グッズ】
他の言葉を覚えさせようとしました。
音楽を聞かせたり、幼児向けのテレビやスマホ動画を見せるなどし、語彙力を増やそうとしました。
子供向け知育アプリというものがあり、それには大変助けられました。
日常で使える言葉を子供に覚えさせるのに便利でした。




【強烈な思い出】
子供と一緒に通っていた児童センターに行く時にまた「やだ。」と言って支度を渋っていました。
ようやく支度をして外に出た時に機嫌を損ね、泣きながら児童センターに。
児童センターには2歳〜4歳ぐらいの子供がおり、普段から仲良くしている友達もいました。
機嫌の戻りきらなかった娘に友達が「ねえ、これで遊ぼう。」と声をかけ、「やだ。」「じゃあこれは?」「やだ。」「じゃあこっちは?」「やだやだ。」という会話を繰り返していました。
それを見ていた4歳の子供が「そんなに我が儘だと将来ちゃんとした大人になれないんだよ。」と言い、それを見ていた大人にくすっと笑われてしまいました。
自分の教育のせいだと思われたのではという不安もあり、しばらく児童センターに行けなくなりました。




【後悔してること】
言葉を覚える段階の時期にお兄ちゃんのいやいや癖が被ってしまったことに後悔しています。
もっと言葉を覚えさせるときには慎重にすれば良かったという後悔が拭えていません。
夫も息子には厳しく言えますが、小さい娘にはしっかり怒ることができず、それも悪い癖がとれない原因だったと思います。




【嬉しかったこと】
何を言っても全てにおいて「やだ。」で返してくることにおいては楽しんでいました。
「ケーキ食べる?」「やだ。」「じゃあお母さんが食べても良い?」「やだ。」と一方的な会話をして面白がっていました。
「やだ」と言ったことを無理やりしようとすると怒るのですが、「やだ」と言うだけでは笑顔なので憎めないなと思います。




【現在】
娘は小学校4年生になりました。
今でもあの時の癖が抜けていないのか、時おり「やだ。」と言っては友達に「わがまま星人」と言われてからかわれているようです。
何年経ってもあんまり変わらないなと思う反面、いかにもあの子らしいなと個性も感じます。
友達同士で言い合いをしながらも楽しい学校生活を送れているようで一安心しています。



【当時の自分へのアドバイス】
とにかく、自分の感情コントロールが大事だなと思います。
焦りや怒り、ストレスによって怒鳴ったり叩いたりしては子供に一生のトラウマを与えてしまいます。
大人として冷静な対応を、というのはずっとできることではありませんが、息抜きしながら心がけていきたい課題です。
言葉も未熟で思考回路も大人と違うからこその戸惑いがありますが、それを理解できたら親として成長できると思います。