魔のイヤイヤ期!育児は育自を痛感させられる大切な時期

【シングルマザー育児体験談】魔のイヤイヤ期!育児は育自を痛感させられる大切な時期

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
36歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
育児休暇中

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
未婚の為夫無し
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
未婚の為夫無し

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
イヤイヤ期が始まった頃は実家のマンション(2階/3LDK)で子ども、私、私の両親と4人暮らしでした。
隣近所とは顔を合わせたら挨拶する程度の付き合いで、近所には公園がいくつかありました。
イヤイヤ期が始まり3ヶ月程経った頃、実家から徒歩5分ほどのアパート(1階/2DK)に子どもと私で2人暮らしを始めました。
隣近所と生活時間が違うのか顔を合わせる機会もありません。





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
子どもはこの子一人だけ
【子供の性格】
生後半年位から人見知りが始まり、今現在も人見知りで恥ずかしがり屋。
完全な内弁慶で、家庭内や0歳から通っている保育園ではかなり活発。
自分の意思がはっきりしており、親に似てとても頑固なので…思い通りにいかないと泣く怒る!
ママべったりさんですが、おねだりは祖父母に…と賢い一面あり。
鬼やお化けが怖いようで、私が本気で鬼の真似をするだけで怯える。




【始まりと予兆】
口を開けば「ないない!」ばかりで「そろそろかな?」と覚悟した記憶はありますが、それが予兆だったのか始まりだったかは定かではありません。

【イヤイヤ期の期間】
2歳になってすぐくらいから3歳になる頃までの約1年間



【こんなイヤイヤをする】
雨も降っていないのに毎日長靴
お気に入りのパジャマが洗濯中にも関わらず「あれがいい!」と泣く
気に入らない洋服や靴下は頑なに拒否
「保育園行くよ!」「ヤダ!」「じゃあお休みする?」「ヤダ!」の繰り返し

【具体的に言うと・・・】
なぜだかわかりませんが、時間や気持ちの余裕が無い時に始まるイヤイヤ。
特に朝の支度は毎日が戦争で!実家で両親と同居していた時も、両親ともに仕事をしていた為朝の準備は私一人。
どんなに自分が早く起きても、子どもを早く起こしても時間との戦いは変わらず…
出かけなければいけない時間が迫って来ると「着替えない」が始まり、ようやく着替える気になっても洋服を見て「これじゃない」
このままパジャマで登園させようかと本気で思ったこともありました。
イヤイヤ期は成長の証で大切な過程だとわかってはいても、疲れていたり月経前後でイライラしてしまい、感情のまま怒鳴りつけてしまう事も…
そんな時子どもが今まで聞いた事がない位大きな声で泣き叫び、それを見た私自身もどうして良いかわからず一緒に大泣きした経験もあります。
恐らくイヤイヤ期そのものが大変なのではなく、自分自身の気持ちの持ちよう(適度に受け流せるような)に苦労したような気がします。




【当時の心境】
イヤイヤ期が始まった当初は実家で両親と暮らしており、特に私の母は孫の要求を全て受け入れてしまう為「わがままな子に育ってしまうのではないか…」と日々悩んでいました。
そんな状況が続き、両親の子どもへの接し方が可愛がりではなく甘やかしなのだと思い、実家を出て子どもと2人で暮らす決意をしました。
子どもと2人の生活が始まり、子育てに関して自分の思う通りに出来る身軽な気持ちと共に、私自身も子どもも逃げ道がない窮屈さはあったと思います。
イヤイヤが始まると私はイライラ…その私の態度に子どもは更にイヤイヤ…
強く叱ってしまった時に、子どもにとっては慰めてくれる相手が、私には「叱りすぎちゃったな…」と気持ちをこぼせる相手がいてくれるといいのになぁと感じた事は多々ありました。




【夫の対応】
未婚で出産した為夫はいませんが、同居していた両親はとにかく子どもの要求を全て受け入れてしまう所があり、イヤイヤ言う子どもに苛立っていた私は両親の対応を見て更に苛立っていたように思います。
そしてそんな両親の前で素直に子どもを甘やかせなかった自分にも自己嫌悪を感じていました。




【工夫と便利グッズ】
SNSで同じ年齢のお子さんを持つママさんや子育てに関する記事をよく読んでいました。
イヤイヤ対策にはYES/NOクエスチョンではNG!
「コレとコレどっちにする?」「コレとコレどっちを先にする?」等の声掛け
この質問方法は役立ちました。




【強烈な思い出】
雨も降っていないのに長靴を履いて登園する毎日でした。
本当にこだわりが強く自分の考えを曲げないので、仕方なく長靴を履かせていましたが、真夏日でも構わず長靴を履く子どもを見て少し恥ずかしく感じていました。
ある日のお迎え時、いつものように保育園の玄関で長靴を履いている子どもを見つけ声をかけてくれた先生。
「○○ちゃん可愛い長靴履いてるね!」そう言ってくれる先生に「毎日長靴なんです…」と私は答えました。
すると先生は「子どもって長靴好きですよね〜ウチの子もそうでした!懐かしいなあ。
脱ぎ履きしやすいからかな?」
と言った後「○○ちゃんも長靴が履けるくらい大きくなったんだね」
そう、この先生は子どもが生後半年で入園した時の担任の先生でした。
共感してもらえた安心感と、プラスの発想で声をかけてくれた事に思わず涙しそうになりました。




【後悔してること】
実家を出て子どもと2人暮らしを始めた頃、いつものようにイヤイヤが始まり「じゃあばぁばのお家に行けば?ずっといれば?」そう言って、泣いてる子どもに上着を着せ靴を履かせ「ほら早く行くよ!」と無表情で煽ったことがありました。
「行かない!」と必死に泣き叫ぶ子どもの姿は今思い出しても胸が痛みます。




【嬉しかったこと】
朝の支度は毎日時間との勝負で、子どもに真似されるくらい「遅刻だ!遅刻だ!」と言いながら支度をしていました。
(今もですが…)
そんなある朝娘にコートを着せていた時、急に私の頭を撫でてくれた子ども。
一瞬何が起こったかわかりませんでしたが、心が温かくなり思わずギュ〜っとしました。




【現在】
イヤイヤ期が終わり半年位が経ち現在3歳4ヶ月です。
状況は変わらず子どもと私の2人暮らしです。
かなりおませさんでおしゃべりも上達しているので、何かあると言い返されます(笑)
ですがまだまだ自分の気持ちを言葉にするのは難しいようで、気持ちを汲み取り代弁してあげる必要があります。
保育園での出来事もどこまでが真実なのか、どこからが妄想なのか(笑)
昔から完璧主義気味の私は、無意識に子どもにも自分の完璧を押し付けていたようで、肩の力を抜く大切さがわかってから少し気が楽になったような気がします。



【当時の自分へのアドバイス】
子どものイヤイヤにいちいち耳を傾けなくていいんだよ〜と言ってあげたいです。
イヤイヤ期に関わらず、感情に任せて怒りをぶつけては絶対にダメ!
子どもとは言え、立派な一人の人間だし一丁前に意思を持っている(笑)
子どもや親の所有物ではないから、自分の思い通りにしようとしない事。
一緒にイヤイヤしてみたり、一緒にいたずらしてみるくらいがちょうどいい!