ワンオペ育児のイヤイヤ期は、夫の苦情は受け付けず家事放棄スレスレの手抜きで乗り切る。

【育児体験談】ワンオペ育児のイヤイヤ期は、夫の苦情は受け付けず家事放棄スレスレの手抜きで乗り切る。

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
36歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
専業主婦

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
36歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
海外で刈り上げ社宅。
夫と子どもと3人家族。
スーパーは近くにあったが日本の食材を買うには車が必要だった。
月齢が近いお友だちが数人いた。





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
初めての子どもで一人っ子
【子供の性格】
活発でよく遊ぶ子どもだったが、必ず毎日公園に行かなければ気が済まないというタイプではなかった。
プールやストライダーに乗るのが好きだったが、おままごとやぬいぐるみなどの大人しめのおもちゃも好きだった。




【始まりと予兆】
ちょっとしたことでぐずる回数が増えてきて、そのうちイエスでもノーでも返事の基本は「いやだ」になった。

【イヤイヤ期の期間】
2歳2ヶ月ごろから3歳4ヶ月くらいまで



【こんなイヤイヤをする】
唇が紫になって震えてるのにプールから出たがらない
スーパーでお気に入りの曲がかかっていない
お気に入りのおもちゃが洗濯中

【具体的に言うと・・・】
慣れない海外暮らしで夫も忙しく、ほとんどワンオペ育児だったこともあり、子どもと2人で煮詰まることが多々あった。
好きなご飯やおやつを買ってあげようにも近くになかったり、郵便局や銀行などちょっとした用事でも長く待たされたりと、イヤイヤが発動した時にどうにも回避できない時は辛かった。
ちょっとしたことでイヤイヤが出るので、習慣のようになっていったが、自分の体調がすぐれない時はイヤイヤをスルーすることもできず、子どもに大きな声で怒ったことも何度か。
今にして思えば、なんであんな些細なことであんなに怒ったんだろうと思うが、あんな些細なことでイヤイヤを発動する子どもの方も不思議に思う。
特に疲れが出る夕方以降はイライラしがちだった。




【当時の心境】
魔の2歳児、イヤイヤ期というのは知識としては知っていたので、心に余裕がある時ははいはい〜とスルーできたが、こちらがいっぱいいっぱいの時にイヤイヤされると私もイライラして負の連鎖が止まらなかった。
そんな時に夫がいてくれたら逃げ場になったのになと思う。




【夫の対応】
お互い余裕があって調子がいい時は子どものイヤイヤも笑いに変えられる。
どちらかが不調の時でも、もう一方が調子が良ければ任せられるので乗り切れる。
お互い不調で、イヤイヤも最高潮に出た時が目も当てられなかった。




【工夫と便利グッズ】
とにかく家の中のものを断捨離して掃除を楽にする。
ご飯のメニューはローテーションを組む。
人間、ホコリくらいでは死なない。
どうしようもない時は何もしない。
嵐が過ぎ去るのを待つ。
と、腹を決めて、イヤイヤが大変な分家事の負担を減らすようにした。




【強烈な思い出】
車の中では飲んだり食べたりしない約束にしていたが、体操教室の帰りで疲れもあり、車の運転ができなくなりそうなほど、チャイルドシートが外れそうな勢いで暴れ出したので、仕方がなくヤクルトをあげた。
チュパチュパ飲んで落ち着いたので、私もぐったりしながらバックミラーで確認もおろそかになりがちで運転していたら、あっという間に寝落ち。
手に持っていたヤクルトは空になっていたので落ちても大丈夫かなと思いそのまま運転。
しばらくするとギャン泣きし出して、よく分からぬまま号泣の声と共に帰宅。
落ち着いたあたりで聞いてみたら、寝落ちする前に残ったヤクルトを足に塗って遊んでいたとのこと。
ふと目覚めたらそのヤクルトがベタベタして嫌だったと。






【後悔してること】
どうしてダメなのかを説明せずに、ただただ大きい声で怒鳴ったこと。
それも私の支度が終わっていないから遅刻しそうな時とか、家事が溜まってイライラした時とかが多かったので、単なる八つ当たりだったなぁと今となっては思う。




【嬉しかったこと】
とにかく自分のものを死守するイヤイヤ期だったので、爪を切るのも鼻くそを取るのも寝ている間にやっていた。
一度、大きな鼻くそが取れた時に思わず歓声をあげてしまい、その声で子どもが起床。
「それ、〇〇の鼻くちょー!」と怒ってせっかくとった鼻くそを鼻に戻されたことがあり、流石に笑った。




【現在】
一人っ子のまま小学校高学年になりましたが、今だにあの時のイヤイヤ期を思い出すような言動をすることがあります。
衣食住の基本的なところは手がかからなくなりましたが、この先の進路など新たな育児ステージに入ったと思います。
仕事が忙しく休日の遊び相手くらいだった夫よりも、ずっと一緒だった私と仲良しなので、大変だったけれどそれは母としての役得だと思います。



【当時の自分へのアドバイス】
イヤイヤ期はイヤイヤするからイヤイヤ期。
イヤイヤされても、はいはい、いつものイヤイヤですね、とスルーできるだけの心の余裕がどうしても必要。
それでも余裕がなくて大きな声を出してしまいそうな時は、とにかく離れて、チョコでもクッキーでも甘いものを口に入れる!自分の体重増加よりも怒った後の自己嫌悪の方が体に悪そうだから。