イヤイヤ期って、親の成長期。自分を試されている修行期間。

【育児体験談】イヤイヤ期って、親の成長期。自分を試されている修行期間。

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
40歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
事務職(育児休暇中)

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
38歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
程よい田舎の戸建てに、父母姉との4人家族。
歩いて1分ほどの距離に母方の祖父母の家がある。
母の育った地なので、「〇〇ちゃん(母の名前)の子」として孫のように可愛がられている。
が、コロナ禍でなかなか最近は出会えていない。





【性別】
男の子
【兄弟姉妹】
2歳違いのお姉ちゃんがいる
【子供の性格】
普段はとても優しい子。
恐竜が大好きで、3歳児ってこんなに名前を覚えられるの?というくらい、レアな恐竜の名前も覚えている。
父と姉と恐竜ごっこをするのが日課。
しかし、なかなか自己主張が激しい。
母と祖母が大好きで、タラシ?と思うほどのキラーWordを放つこともしばしば。




【始まりと予兆】
予兆は特に感じなかった。
ある日突然に「イヤー!」と始まり、これが噂のイヤイヤ期かと気づいた。
お姉ちゃんの時はあまり顕著なイヤイヤ期がなかったので、激しさに驚いた。

【イヤイヤ期の期間】
2歳6ヶ月くらいから3歳7か月の今も続いている



【こんなイヤイヤをする】
・好きな「ソーセージ、肉、魚」以外の食べ物が出たとき、「イヤー!お肉じゃない!お野菜食べない!!」
・(スーパーが大好きなのだが)今日は買い物に行かないと知った時「イヤー!買い物行くの!保育園には行かないの!!」
・大好きなYouTubeのチャンネル権争いで、「恐竜がいいの!」とにかく叫ぶ。

【具体的に言うと・・・】
言い出したら聞かない。
自分の主張が通らないといつまでも叫び続ける。
家の中だと、しつけの観点からも「自分の主張ばかり言っていてはダメ」と懇々と諭すことも、時には他の方法でなだめることも考えられるが、スーパーなど外出先の場合、どうやってなだめるものか思案する。
早々にその場を退散したいものの、無理に動かそうとすると、誘拐?!と間違われそうなくらい叫び、憐みの視線を送られるのが悲しい。
最近は、お姉ちゃんが弟の操縦方法がうまくなり、またやはり子ども同士で理解できる部分も多いのか、上手になだめてくれることが増えた。
お姉ちゃん様様である。
反対に、お姉ちゃんに我慢させている部分が多くなっているのもまた気がかりではあるが、お姉ちゃんの成長を感じる部分が大きい。




【当時の心境】
イヤイヤが発動しているその時は、正直恥ずかしいとかめんどくさいとかネガティブな気持ちばかりだが、よくよく考えると成長の証でもある。
よそのお子さんがイヤイヤしているのを見ると、「頑張れー」と心の中でお父さん、お母さんを応援しているので、自分が当事者の時はそう思ってくれていると思えば、周りの視線も気にならなくなった。




【夫の対応】
夫は「子どもの成長ってそんなもんだ」「イヤイヤも可愛いな」と、態度としてはおおらかなのだが、実際の対応はほったらかし。
結局は具体的に何もしてくれないのと一緒なのであまり期待していない。
話し合っても、平行線。




【工夫と便利グッズ】
気分、環境を変えると一時的にもイヤイヤが落ち着くことがある。
お姉ちゃんの効果が大きい。
また、イヤイヤしているのを動画で撮影すると、子ども本人も恥ずかしくなってやめる、と何かで聞いたことがあり、やってみると、確かにやめたこともあり、またある意味成長記録として残って面白い。
 




【強烈な思い出】
気に入ったおもちゃを祖父母宅へ持ってきていなくて、「恐竜のおもちゃがない!」と大騒ぎ。
母が取りに戻り、数ある恐竜のおもちゃの中から普段のお気に入りのものをピックアップして持って行ったところ、「これじゃない!」「え?いつもこのおもちゃがお気に入りでしょ?」「でも、今日はこれじゃない!」と何度かやり取りした後、最終的には「自分で取りに行きたいの!」「最初からそう言いなさい!!」早くコトを収拾させたい母と、思いを十分に伝えることができない子どもとの齟齬が、よけいに時間を取らせてしまったと反省。
急がば回れとはよく言ったもので、焦らず対応した方が、子どもの気持ちに寄り添って十分な対応ができるように思う。




【後悔してること】
自分の気持ちの持ちように尽きる。
自分の気持ちを優先して、イラついて怒ってしまったりすると、よけいに子どもも混乱させるし、イヤイヤが収まらないと思う。
それに、子どもの思いが伝わらなかった時の寂しそうな顔は、見ていてこちらも切なくなる。




【嬉しかったこと】
理不尽なことでイヤイヤ言ってることも多く、そういう時はこちらもどうしようもないので、結構余裕をもって対応できる。
ツッコミどころ満載のイヤイヤは見ていて面白いし、それを動画で撮影したら、本人もバカらしくなってくるのか、最終的にはよくわからないまま終了する。
そして「ママ大好き」と言ってすり寄ってくるのは可愛い。




【現在】
現在3歳7ヶ月。
まだイヤイヤ期でいつ終わるものやら、と思っているが、お姉ちゃんとの関係に成長がみられて楽しい。
夫に対しては、おおらかな思いでいてくれるのはうれしいが、それに見合った行動もお願いしたい。
行動が伴わなければ感謝もない。
イヤイヤ期の動画を集めて編集し、中高生くらいの反抗期が来たら見せてやりたいと思っている。



【当時の自分へのアドバイス】
今も絶賛イヤイヤ期だが、感情をぶつけないこと、少し離れた視点で見つめると冷静になれると思う。
少し他人事のように思って、楽しめるようになると、あまり気負わず乗り切れると思う。
また、お姉ちゃんを見習って、子どもの気持ちに寄り添うことができれば、なお良しだが、そこはお姉ちゃんに頼って任せても良いと思う。
なお、夫は頼りにならない。