イヤイヤ期はいつか終わる。その期間しかないイヤイヤ期を楽しんで!

【育児体験談】イヤイヤ期はいつか終わる。その期間しかないイヤイヤ期を楽しんで!

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
39歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
育児休暇中

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
30歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
賃貸に家族だけで住んでいました。
実家が車で10分くらいの距離にありましたので頻繁に遊びに行っていましたが、夜泊まることはなく、夕飯・お風呂・寝るは自宅でしたので頼れない状況でした。
パパの帰りも遅く、21時ごろちょうど寝かしつけたところに帰ってくるので起きてしまったり、そのあとパパの夕飯の用意をしたりと私の休み時間はありませんでした。





【性別】
男の子
【兄弟姉妹】
お腹の中にいたときから産まれて1年くらい 0歳の弟がいた
【子供の性格】
慎重でマイペースな性格ですが、頑固なところがありやるといったことは絶対にやりたい!と聞きませんでした。
アンパンマンが大好きで、下の子の面倒を見ている間はアンパンマンをずっと見させていました。
服のこだわりが強く、保育園に行くときはこの服じゃないと絶対に嫌だ!といって着替えてくれませんでした。
(洗濯していて着れないときなど)パジャマで登園し、先生に着替えさせてもらっていました。
保育園の先生は大好きでいつも抱っこされていた甘えん坊さんでした。




【始まりと予兆】
イヤイヤ期はご飯を食べてくれないから始まり、予兆はとくにありませんでしたが、徐々にエスカレートする感じでした。
オムツを替えさせてくれない。
服を着替えてくれない。
公園から帰らない。
など機嫌を損ねると、とにかく何をするにも時間がかかり、いかに機嫌を損ねさせないか慎重に行動していました。
お出かけの時飽きないようにおもちゃ、お菓子をたくさんもちあるいていました。

【イヤイヤ期の期間】
2歳から3歳



【こんなイヤイヤをする】
・今やりたい遊びを終了されてしまったとき
・やりたくないことや気分が乗らないときに無理矢理やらされたとき
・体に保湿クリームを塗るとき嫌がって逃げ回る
・お風呂上りに服を着ず逃げ回る

【具体的に言うと・・・】
上の子がイヤイヤ期だったとき、ちょうど2歳差で下の子が産まれました。
最初は可愛がって寝かしつけてくれたりミルクをあげてくれたりしましたが、私が母乳をあげることはとても嫌がり「ママ、おっぱいあげないで〜〜」と泣いて嫌がりました。
だんだん下の子がズリバイをしだしたり動くようになった6〜7ヵ月くらいの時自分の遊んでいるおもちゃのところに近づいてくると、うっとうしくておもちゃを投げてしまったり、ズリバイの背中に乗って行動を止めたりして、目が離せませんでした。
一方的ないじめに感じてしまって上の子をたたいてしまったり、めちゃくちゃ血がのぼって起こってしまったり、下の子を守らなければという反応のほうが強くでてしまい、上の子の気持ちに寄り添えていなかったような気がして後悔しています。




【当時の心境】
とても悩んでいました。
誰に相談すればよいのか、どうしたらこの感情をおさえられるのか、上の子に当たりたくないのに自分のキャパシティオーバーで怒鳴ってしまって上の子が可哀そう。

誰かに助けてほしい!という感情でした。
その時に幼児教室に通い始め、先生に相談することで少し気持ちが軽くなりました。
イヤイヤ期に対しての知識が足りなかったように思います。




【夫の対応】
夫がいるときは協力してくれたり、一緒に出掛けてくれようとしたりしてくれていましたが、何をするにも「ママじゃないといや〜〜〜」という感じだったので夫も協力したいけど協力できない、ママはどんどんストレスが溜まっているがどうすればいいのかわからないという感じでした。
夫婦で話し合い、上の子の面倒は私が見て、下の子はまだ赤ちゃんだったので抱っこひもで寝かしつけたりをパパがやることで、少しはスムーズになりました。




【工夫と便利グッズ】
子供がイヤイヤにならない予防策をしていました。
おもちゃやお菓子を持ち歩き、飽きたら違う興味を差し出すように色々と持ち歩いていました。
イヤイヤしそうな感じがわかったらやりたいことをできる限りやらせてあげるようにしていました。
怒らずほめるようにしていました。
幼児教室に通いだしてからは第三者の目線とアドバイスをいただきながら一人で子育てしているのではない感覚があり、頼る人ができてとても助かりました。




【強烈な思い出】
保育園に行きたくない時期があり、毎日泣いて連れて行った時期はとてもつらかったです。
何をするにもいや〜!服を着替えるのもいや〜!逃げ回り追い掛け回す毎日。
だんだん鬼のようになっていく自分が嫌で仕方ありませんでした。
子供も私のことをこわがって暴力をふったりたたいたりしてきました。
とにかく保育園に無理やり送り、先生に預けて落ち着かせる毎日でした。
保育園では暴れたりはしないので我慢していたのだと思います。
甘やかせてあげる余裕もなく送ってからは涙がでてくる毎日でした。
我慢して保育園に行かせる毎日が辛かったです。
先生や夫、実家の母親が預かってくれたり保育園の送迎をしてくれたり、助けてくれたので救われていました。
誰かの支えがないとできなかったと思います。




【後悔してること】
子供が言うことを聞かず、言い聞かせたい一心でなんでわかってくれないの?お兄ちゃんなんだよという期待もあり、叩いて言い聞かせようとしていたことは後悔しています。
今でも息子は甘え下手になってしまって、本当の気持ちを我慢しているときがあるので自分の育児の仕方が間違ったいたのかなと後悔する時があります




【嬉しかったこと】
イヤイヤ期でもやはり可愛く、弟の面倒をみてくれたり、あやしてくれたり、ミルクをあげてくれたりしていた時は微笑ましく思います。
保育園に迎えに行ったときに走って抱き着いてくる姿は一生忘れられないくらい可愛くて愛おしい瞬間でした。




【現在】
現在上の子は6歳、下の子は4歳になりました。
兄弟げんかもするけど、とても仲が良くお互いを尊敬しあい思いやる姿を見ると2歳差で楽しく友達みたいで良かったなと思います。
私が別の事情で仕事をやめることになり、専業主婦になったので思いっきり甘えさせてあげるように、その時の時間や思いを取り戻しています。
まだ未就学児で甘えたい年頃ですが、自分のことは自分でやろうとしたり、ママを助けてくれようと重いものを持ってくれたり、俺がママを守る〜、俺だ〜といってふたりで取り合いをしていたり、とても穏やかな幸せな時間を過ごしています。
夫と遊べる楽しさを知り野球やサッカーをして、公園では楽しく遊んでいます。
 



【当時の自分へのアドバイス】
イヤイヤ期というものをまずは理解し、客観的に見ることが大事かなと思います。
客観的に見れば心が寛大になり可愛いなと思えたり、少し待ってみよう、やらせてあげようと思える少しの余裕がとっても大事です。
同じ目線でたってはいけない。
いつかイヤイヤ期は終わる。
終わりがあるとわかっていれば心の余裕も少し違うかなと思います。
また第三者に頼ることがママにとっても子供にとっても大事だと思います。