遅めの成長で3歳半からやってきたイヤイヤ期の苦労話

【育児体験談】遅めの成長で3歳半からやってきたイヤイヤ期の苦労話

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
42歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
会社員

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
45歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
会社役員

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
都内マンション、住宅街、近所の付き合いなし





【性別】
男の子
【兄弟姉妹】
11歳年上のお姉ちゃんがいます
【子供の性格】
あまり激しい性格ではなく、発育がゆっくりめなのかイヤイヤ期間がだいぶ遅くきた。
ママが大好きな甘えん坊。




【始まりと予兆】
今まで、ぼーっとした子供だったがスーパーなどのお菓子売り場で買ってくれ、の地団駄がはじまった。
泣きわめくので大変。

【イヤイヤ期の期間】
3歳半〜4歳半まで



【こんなイヤイヤをする】
お菓子買ってくれの地団駄。
保育園行きたくないと、玄関で泣く。

【具体的に言うと・・・】
夫は仕事で忙しく、全く手伝いがないし、二人目なんだから大丈夫でしょう!みたいな反応でつらかった。
私も仕事しているし疲れているけど、このイヤイヤ期間は成長の証なんだからと理解していても、大変だった。
朝に保育園へ行けないと、仕事を遅刻するのが一番困るのですが、引っ張ったりなだめたり、すかしたり、結局抱きかかえて通園していましたね。
せめて夫や祖父母からの手助けが少しあったり、話を聞いてくれていたら、だいぶ楽になったと今では思えるのですが。
一人きりで、奮闘する日々でしたし、お菓子を毎日毎日は買えないんだよ!とか、しつけの部分で私も意地になって人前でも、大きな声で叱りつけたりしてました。
難しいですよ、オトナもイライラしてしまいます。




【当時の心境】
年が離れて生まれた長男で、上の子の時の育児の記憶も曖昧ゆえに、どう育てたら良いか迷走していました。
でも、下の子ってなにせ幼くていつまでも甘えん坊でもいてほしい気持ちもありました。
だからいつか落ち着くかなーと考えてました。




【夫の対応】
特に興味を持ってくれるでもなく、ひたすら自分にもっと構ってくれ、というワガママぶりでした。
夫こそが、イヤイヤ期の長男なんじゃないか、と思います。
外出の時の地団駄と泣きわめきには、ほっとけば来るだろ!と手伝いがありませんでした。




【工夫と便利グッズ】
ゆっくり、目を見てお話をする、ということは繰り返ししていました。
理由を話せば、真剣な雰囲気で泣き止んだりしてくれたこともあります。
あまりにも母子で一緒にいないで、実家にリフレッシュに行ったり美容室に行ったりしました。




【強烈な思い出】
お菓子売り場で、床に転がり泣きわめくので、ちょっと放置して陰から見ていました。
しばらくすると泣き止んで、私を探していましたが。
スーパーのあちこちで、よく見たら同じような転がり泣きわめく子はいました。
それを見たらなんだか、笑えてきました。
ママ達は色々な反応で、怒り狂ってる人もいるし、すごく優しく接していたり、放置していたり。
だんだんと私も、冷静さを取り戻して、泣いてる子を見ていた息子も自分はもう4歳になるのに、転がってる子はだいたいもっと赤ちゃんみたいな小さい子なのがわかったようで、恥ずかしく思ったようです。
見知らぬご高齢の方から声をかけてもらえたり、同じようなママさん方の苦笑いで救われましたね。




【後悔してること】
あんなに怒り狂うことでも、焦ることでも無かったのになと反省しています。
正常な成長の証なんだから、いつか落ち着くんだから怒鳴ったりしなくても良かった。
今や落ち着き過ぎて、おとなしい子供になり寂しいくらいです。




【嬉しかったこと】
保育園の先生がベテランママさんで、よく私の相談にのっていただいて助かりました。
成長がゆっくりめな我が子が、遅れてやってきたイヤイヤ期を、喜ばしいことと感じることが出来たのは、先生のアドバイスのおかげです。




【現在】
現在、年長さんになり6歳です。
春から小学校に入るなんて、あっという間に子供は大きくなりますよね。
イヤイヤ期の怪獣みたいな性格はどこへやら、まだまだ甘えん坊ですが、ずいぶん頼りがいのある長男になりました。
夫とは、離婚しました。
今や二人の子供を育てるシングルマザーになり、夫へのイライラが無くなったので、幸せです。



【当時の自分へのアドバイス】
イヤイヤ期は、とても短くてあっという間に過ぎていくもの。
あんなことあったね、あんな場所で転がり泣いていたなんてね、笑えてくる日がいつか来るから悩まないでね。
イヤイヤするのは、ママが悪いんじゃないし、子供自身も悪いんじゃないんだよ、ただの成長過程なんだからそんなに重荷に感じないで、リフレッシュして自分を大切にしてね。