毎日、白目。もう何をどう言えば分からない。でも寝顔に癒され頑張った日々。

【イヤイヤ期の体験談】毎日、白目。もう何をどう言えば分からない。でも寝顔に癒され頑張った日々。

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
32歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
専業主婦

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
32歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
サラリーマン

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
賃貸マンション暮らしです。
夫・私・長女・長男の4人暮らし。
転勤族の為、近くに親類は住んでいません。
都会と田舎のちょうど真ん中という感じの場所に住んでいるため、隣近所との付き合いはほぼありません。





【性別】
男の子
【兄弟姉妹】
2歳上の姉がいます。
【子供の性格】
活発で働く乗り物が大好きです。
自分のやりたいこと(遊び、お手伝い何でも)がどうしてもしたいので、
他の事で紛らわそうとしてもなかなか難しかったです。
例えばマンションのエレベーターのボタンは絶対自分で押さないと気が済みません。
怖いことは、鬼やなまはげです。
でも「鬼から電話」等のアプリを使ったところで、泣くだけで効きません。
お母さんが大好きで、お父さんは嫌な時は断固拒否です。




【始まりと予兆】
公園に行って、知らないお友達が乗っているブランコに今すぐ絶対に乗りたい、と主張してきました。
お友達が終わったら乗ろうね、すべり台に行こうか、ボールで遊ぼう、何を言っても動きませんでした。
あ、始まったな。
と思いました。

【イヤイヤ期の期間】
1歳半頃〜3歳まで



【こんなイヤイヤをする】
公園から家に帰りたくない。
お風呂から出たくない。
お姉ちゃんのおもちゃで遊びたい。
ボタンを全部自分で留めたい。
エレベーターのボタンを押したい。
(知らないおじさんに)タッチしたい。
トイレしたくない。

【具体的に言うと・・・】
長女が幼稚園に入園した頃にはイヤイヤ期に入っていたので、幼稚園の送り迎えに間に合わない事が多々ありました。
どんなに早く準備をしていても、どこかで必ずイヤイヤで足止めをくうので。
靴を自分で履きたい、家の鍵を閉めたい、姉より先を歩きたい、エレベーターのボタンを押したい、
虫を見つけたから観察したい、自転車に乗りたくない、ヘルメットをかぶりたくない・・・
夫は朝早くに出勤してしまうので、連れていく選択しかできないので、毎日本当に疲れました。
また買い物の際にも本当に大変でした。
いつ家に帰れるかわからないので、夏は冷凍食品は買えないですし、時には両手に荷物を持って更に息子を抱えて歩き、
腱鞘炎になったこともありました。




【当時の心境】
ちょうどイヤイヤ期に入る数か月前に、夫の転勤で県をまたいでの引っ越しがありました。
知り合いがいない土地で、夫は激務で平日は朝から晩まで完全ワンオペだったので、
喋ってストレスを発散する相手もおらず、しんどかったです。
あまりに激しいイヤイヤの時には、携帯で動画を撮っていました。
カメラを通すことで、怒りたくなる気持ちを少し落ち着かせることができました。
それでも毎日何度も何度もあるので、つい怒鳴り散らしてしまったこともありました。




【夫の対応】
夫は土日しか子供との時間はないので、余計に苦労していました。
夫に似ておっとり性格の長女はどちらかというとイヤイヤ期も短く、そこまで困ったこともなかったので、
私に似て短気でこだわりの強い息子にはどう対応していいかわからなかったようです。
マイナスな言葉で脅してしまったりもしょっちゅうで、お互いそれは良くないねと夜に反省会をしました。




【工夫と便利グッズ】
イヤイヤを乗り切るために違うことを提案したり、気持ちを違う方向に向かせる努力はしましたが、あまり効果は見られませんでした。
時期が過ぎればそれなりに話をしたら納得して聞いてくれるようになったので、時間が解決してくれただけでした。
こちらのメンタルはもうボロボロ状態だったので、たまに市のファミリーサポートを利用していました。
大好きな電車のおもちゃが沢山あるお家で見て頂くことができたので、離れる時もそんなに泣いたりしませんでした。
あとはスマホで動画を撮って無心になる、それだけでした。




【強烈な思い出】
少し高めのすべり台に1人で登りたがった息子。
周りに他の子供もいなかったので登らせたところ、
すべり台の上まで登って、滑りたくないと言い出した息子。
すると後ろに続いて登ってきた知らないお友達がいて、狭いすべり台の上でひと悶着ありました。
お友達がいるので、息子が滑らないと危ないと思い、下から「滑ろう」と誘いましたが絶対に滑りたくない、と断固拒否。
私も階段のほうから登って、お友達越しに息子に促しましたが、立ったまま滑らず・・・
結局息子を抱いて階段から降りましたが、もし激しく嫌がった息子がぶつかってお友達が落ちてしまっていたら
と考えるとゾッとしましたし、お友達の保護者の方もだいぶ冷や冷やしていたと思います。




【後悔してること】
あまりに言うことを聞かない時は「鬼が来るよ」と脅してしまったこともありました。
かといって、鬼が来るからと聞いてくれるわけではなかったですが・・・
今でも鬼は怖いようですし、もうすぐ幼稚園で初めての節分があるので、
鬼に扮した先生を見て漏らしてしまうんではないかと心配です。




【嬉しかったこと】
イヤイヤしてる中でも「いや!!!」の次には「おかあたん!!」と叫んでいたので、
可愛い声で「おかあたん!!!」と繰り返し呼んでくれるのはうれしかったです。
ご近所迷惑が気になりましたが。
エレベーターホールで寝転ぶ息子を遠目から眺めるのもシュールで面白かったです。




【現在】
イヤイヤ終了から半年ほど、今はまたイヤイヤ期とは違う反抗期に突入しています。
いわゆる「あまのじゃく」というやつで、全部反対の事を言ってくれます。
ご飯食べない、家帰らない、寝ない、遊ばない、毎日これの繰り返しです。
お喋りが上手になったのでまた腹が立つこともありますが、それでも「おかあたん」は変わらず
呼んでくれるので、かわいいです。
満3歳で幼稚園に入園して毎日外では頑張って良い子をしているようなので、
家での自己主張は日に日に強くなっていっています。



【当時の自分へのアドバイス】
脅さないで、無理かもしれないけどできるだけ優しい気持ちで接してあげてください。
もっとファミリーサポートを使ってもいいし、しんどい時は子供から離れてリフレッシュしてください。
入園したら、2人で寝転がってお昼寝して、かわいいなぁと寝顔に癒される時間も本当に少なくなりますよ。
今しかないベッタリ時間をしっかり楽しんでください。