1歳5か月からイヤイヤ期?いつの間にか始まったイヤイヤ期で子どもだけじゃなく親も成長させられた話。

【育児体験談】1歳5か月からイヤイヤ期?いつの間にか始まったイヤイヤ期で子どもだけじゃなく親も成長させられた話。

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
36歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
在宅ワーカー

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
35歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
メゾネットタイプの賃貸アパートに住んでいました。
両親、兄、姉、本人の5人家族です。
郊外の住宅街で大通りからは離れていたので比較的静かな環境でした。
ご近所さんはみなさん、顔を合わせれば挨拶する程度の環境でした。
お隣には同じくらいのお子様がいたので、駐車場で会えばお互いお話しするくらいのお付き合いでした。





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
7歳のお兄ちゃん、5歳のお姉ちゃんがいます
【子供の性格】
非常に活発。
兄姉のすることなんにでも興味を持ち、マネしようとしています。
繰り返しのことが好きなので、いないいないばぁ遊びのようなものや兄姉の会話をマネして笑っています。
末っ子の甘え上手なので、甘えられそうな人には誰にでも甘えます。
特に母親にはよく甘えてきます。
暗闇は怖がります。
最近は鬼滅の刃のアニメをちょっと見たときに怖がっていました。
暗いもの、怖そうな音楽や音には敏感に反応します。




【始まりと予兆】
ちょうど保育園の登園が始まった時期でいろいろ環境の変化があったときに始まったように感じます。
自我の芽生えは1歳5ヶ月くらいにすでにあり、その頃から我が強く自分が納得いかないときは何をしても泣き暴れるので
イヤイヤ期が始まったときはその延長みたいな感じでした。

【イヤイヤ期の期間】
2歳3ヶ月くらいから2歳10か月の現在も継続中です



【こんなイヤイヤをする】
・泣きわめく
・暴れる
・物を投げる
・物を蹴る
・立つのを拒否する(膝から折れてぐでーんとなる)

【具体的に言うと・・・】
洋服の選択。
気に入った洋服でないと着ない、基本的に一日中(寝る時もパジャマは×)スカートに生足でなければならない。
ズボンは絶対NG。
保育園に着ていく服の拒否。
自分の気分次第で一日で3回以上着替える(脱いだ服は部屋中に散乱)。
自分が着たい思っていた服が洗濯中などでないと下着のままで他の服は着ようとしない。
とにかく気に入る服を増やすことに苦労しました。
私も主人も何十回となだめましたがとてもじゃないけど聞く耳を持たないのでもうあきらめ、本人の気が済むまで好きにさせるようにしました。
少しお姉さんのような服が好きらしく、暇さえあれば姉の服を着ようとしていました。
今はさすがに寒くなったのかズボンもきちんとはくようになってよかったです。




【当時の心境】
あきらめの境地でした。
風邪をひくからと服を着せたくて、イライラしたこともたくさんありました。
むしろ毎日イライラしていました。
でも、もうあきらめて放っておくことにしてからはまた着替えたんか!?くらいにしか思わず、最後の方はそのトップスにそのスカート合わせるんですか、みたいな感じでコーディネートをみて楽しんでいました。
それ以前はずっと親の言うことを聞いてほしい!とばかり望んでいました。






【夫の対応】
洗濯が大変になる私の気持ちや風邪をひいてほしくない気持ちで私同様子供に服を着るよう言っていました。
でも二人で話し合い、もうこの子は言うことは自分の意思がはっきりしているから私たちの意見は聞かないよね、やらせるだけやってみようということになりました。
質問13で親の言うことを聞いてほしいと望んでばかりでしたが、彼女にも立派に考えがあり、それを尊重すべきなのは私たちかなと考え直すことにしました。
そうして上げることで彼女自身、だんだんと洋服への執着が薄れていったように感じます。




【工夫と便利グッズ】
好みそうな服をそろえ、こちらが着せたい服を着た時にはとにかくかわいい!と褒めちぎりました。
よく似ているものを与えればよいんじゃないか、と気に入っているものに似ているものを与えようとすることがありますが
それは無駄になることが多い気がします。
子どもは「似ているもの」ではなく「そのもの」が欲しいというのが真理だと思います。
似ているものを買い与えるのであれば、そのもののどこを気に入っているのかを深く観察してから買うべきだと思いました。




【強烈な思い出】
休日に一日に朝から夕方までで5回くらい着替えたときはびっくりしました。
姿が見えなくなるたびに洋服が変わっていて、前後反対に着たり、脱げなくて怒ったり本人は必死でしたが
着れた後はとても満足そうな顔をして鏡の前に立ってくるくるしていたのを覚えています。
姉や兄もその様子を笑いながら見守っていましたが、両親も3着目くらいから笑ってしまいました。
どこのモデルさんですか?って感じで。
でもそれで本人のアイデンティティが確立され満たされるのであればそれはよいことかと見守りました。


ある程度質問14のような心境になっていたので満足するまでやらせてみようと思いましたが、この5着事件くらいから本人も満足したのか、
少しずつお着換えの数も少なくなっていったように思います。
そのあとの洗濯は大変でしたが。




【後悔してること】
イライラしてつい怒ってしまったことはやはり後悔しています。
むしろ今でも怒ってしまうので毎日後悔しているようなものですね。
他人と比べることももうやめようと思いました。
ほかの子供や家庭と比べることに何の価値もないなと感じているので。
主人も同様の考えなので子どもたちには好きなことをして、大きくなっていってもらいたいです。




【嬉しかったこと】
どんなに怒ってしまった後でも、私のところに来て「だっこ、だっこぉ」と甘えてくるとついついかわいくなってしまいます。
眠るときも私の顔にぴたーと自分の顔をくっつけてぐりぐりしてくるととても愛おしく思います。




【現在】
今もまだ絶賛イヤイヤ期は継続中ですが、だいぶお姉さんになりました。
洋服は無駄なお着換えはしなくなりましたし、私の話をスルーするのは変わりませんが内容はちゃんと聞いているようなので繰り返し話して聞かせています。
あと少しでイヤイヤ期もバイバイかなと思いますが、終わりがないのが子育てですよね。
イヤイヤ期が終わったら、小学校前の反抗期や小学校での心配事も・・・まだまだ問題は盛りだくさんです。



【当時の自分へのアドバイス】
子どもを子ども扱いしすぎないこと!本人にやりたいことが芽生えてきたらその意見は必ず尊重してあげること!
自分の考えだけを押し付けることは決してしてはいけない。
そうすると子どもの方からもきちんとアクションがかえってくるよ。
でも、どんな時も子どもが一番に帰ってくるのは自分たち(両親)のところなのだから、自信と愛情をもって子育てしてみて。