【育児体験談】イヤイヤ期、というよりは、ポジティブに言うと「どうしてもこれがいい!」期。
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【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
35歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
専業主婦
【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
35歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
会社員
【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
分譲マンションに住んでいました。
マンションの目の前がわりと広めな公園で、子どもとすぐ遊びに行けて便利でした。
家族は、夫と私、娘の3人暮らし。
隣近所の方とは挨拶する程度の付き合いでした。
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【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
子どもはこの子ひとりだけ
【子供の性格】
2歳当時の娘はわりとおだやかな性格だったと思います。
しかし、一度「イヤ」となってしまうと「イヤ」を貫き通すガンコな一面も。
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【始まりと予兆】
娘のなかで好き嫌いがハッキリしてきたことが、今思えば予兆だったかもしれません。
たとえば、「バナナ」は好きだけど、「キウイ」は嫌い、とか。
【イヤイヤ期の期間】
2歳ちょっと前から、3歳になるころまで
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【こんなイヤイヤをする】
・歯磨きをとにかく嫌がる!最終的に、四の地固めのような体勢で毎晩歯磨きしていました。
・乗り物に乗るとき、外の景色が見える場所にいないととにかく気が済まない。
・歩き疲れると、もう一歩も動かなくなる(抱っこ必須)
【具体的に言うと・・・】
何かイヤなのか分からないときや、周囲の目がたくさんあるときが大変でした。
娘とふたりでバスに乗ったとき、なぜかずっとギャン泣きで、もっていたおもちゃやおやつでもどうにもならなかったとき。
周囲の乗客の視線が痛かったです。
2歳児の語彙では、まだ「何がいやなのか」説明することも難しいですしね。
何がイヤなのかも分からないし、周囲からは冷たい視線が刺さってくるし、でつらかったです。
ふと「ああ、この子は窓から外を見たいんだ」と分かって、席を移動してからはすっかりごきげんになり、ほっとしました。
このことは、夫にも共有し(この子は乗り物に乗るとき、外の景色が見えないとギャン泣きするよ、と)、夫と娘のふたりで出かけるときにイヤイヤが発動しないようにしていました。
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【当時の心境】
それまでの赤ちゃん育児を振り返ってみても、あるときの悩みはずっとは続かずに、子どもの成長とともに移り変わっていく、と分かっていたので、そんなに深刻には悩んでいませんでした。
が、余裕のないときは子どもに振り回されてへとへとになってしまうこともありました。
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【夫の対応】
私はわりと、イヤイヤをスルーしたり適当に対応していましたが、夫のほうが正面から向き合っているような感じでした。
今思うと、私のほうが一日中娘と過ごしているわけなので、あまり正面から向き合い続けると身がもたなかった、ということかな、と思います。
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【工夫と便利グッズ】
「これは今だけ、いっときのこと」と開き直ってしまうことです。
あるとき、娘に「水玉ブーム」があり、シャツもズボンも靴下もすべて水玉でないとダメ、という時期があったのですが、まあ今だけだし、と好きにさせていました。
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【強烈な思い出】
結構な雨の日、どうしても娘とふたりで出かけなければならないときがありました。
レインコートを着せて歩かせていたのですが、途中で歩き疲れて泣き出し、一歩も動かなくなってしまった娘。
とりあえず、少し休もうとすぐ近くにたまたまあった軒先を借りて雨宿りしました。
「そこ、車が来るんでどいてもらえます?」
娘のイヤイヤに加えて、冷たく言われたその言葉で私の心はすっかりへこんでしまいました。
その軒先があったところは、お年寄りが利用するデイサービスの施設だったようで、どうやらもうすぐ利用者さんを乗せた車が来るようでした。
仕事のじゃまをしてしまって悪かったな、と思うと同時に、もう少し優しく声をかけてもらえたら嬉しかったな、と思ってしまいました。
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【後悔してること】
「あれも食べたくない、これもイヤ!」と食事中にイヤイヤモードになってしまったとき、つい
「食べなさいっ!」
と感情的に言ってしまったことです。
当然、娘はギャン泣き。
もう少し、冷静に対応できればよかったな、と思います。
まあ、それが難しいのがイヤイヤ期なんですけどね・・・。
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【嬉しかったこと】
イヤイヤが発動していないときの2歳児は、とにかくかわいいのかたまりです。
まだつたない言葉で一生懸命おしゃべりしたり、どんぐり拾いに夢中になったり。
でも、みんな言うことですが、やっぱり寝顔が一番かわいいです。
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【現在】
あれから6年が経ち、娘は小学2年生の女の子になりました。
さすがにもうイヤイヤはしないですが、学校関連や友人関連など、新たな大変さがあります。
6年のあいだに離婚し、現在は両親と私、娘の4人家族です。
両親との育児も楽しくやっています。
今の娘は、「ケーキ屋さんになりたい」という夢があります。
もし本当にお店をもつことができたら、一番目のお客としてケーキを買いに行きたい、というのが今の希望です。
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【当時の自分へのアドバイス】
分かっているとは思うけど、イヤイヤ期はずっとは続かないから大丈夫。
少しずつ言葉が通じてくると、だんだん収まってくるよ。
ひとりでカフェに行く時間を持ったりして、なるべくストレスためないように、息抜きしてね。
そして、2歳のかわいさは2歳の今だけ!
「今」をじゅうぶん楽しんで。
とはいえ、8歳は8歳でかわいいんだけどね(笑)