終わりの見えないイヤイヤ期、数えきれない反抗期。でも中学生になった時には自慢の息子になりました。

【育児体験談】終わりの見えないイヤイヤ期、数えきれない反抗期。でも中学生になった時には自慢の息子になりました。

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
35歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
パート

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
33歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
一戸建てで核家族です。
引っ越したばかりでほぼ知人なし。
実家は遠方。





【性別】
男の子
【兄弟姉妹】
2歳下の妹
【子供の性格】
普段は機嫌よくニコニコしている。
車や電車が大好きで、トミカとプラレールで延々と遊んでいられる。
でも慎重派で怖がり。




【始まりと予兆】
ベビーカーに乗らなくなった。
スーパーのカートを嫌がり、スーパーで逃走しで買い物どころじゃなくなった。

【イヤイヤ期の期間】
2歳半から4歳くらいまで



【こんなイヤイヤをする】
・スーパーで一緒に手を繋いで歩かない
・レストランでじっと待てない
・公園に行くと気がすむまで帰らない

【具体的に言うと・・・】
いったん気分を害して泣き出すと、気持ちを立て直すのに1時間以上かかった。
おこっても、逆になだめてもだめ。
かまっても放っておいてもだめ。
何をきっかけに泣き止むのか、全然わからなかった。
結局突然ケロッと泣き止んで何事もなかったように遊んでいるので、今も謎です。
当時乳児の妹がおり、旦那は新幹線で遠距離通勤で休日出勤も多く完全にワンオペ育児で、途方に暮れた。
夕暮れ泣きも多く、子供の機嫌を見ながら合間にご飯を作ったり下の子のお世話をしていたが、気がつくと部屋が真っ暗でゾッとした。
実家が遠いので両親の手は借りられなかった。
義実家は割と近いので頻繁に訪ねてこられたが、それでお昼寝の時間がずれ込んで子供が機嫌を損ねることが多く、困った。




【当時の心境】
上の子の子育ては正直楽しむ余裕はなかったです。
親子でも性格が合わないケースがあるのかなぁと悩みました。
つくづく、実家に近い所で子育てしている友人がうらやましかったです。
手伝ってもらったり、息抜きに短時間でも預かってもらえたりできるので。




【夫の対応】
あまり家にいなかったので、本当に大変な場面はあまり見ていないと思います。
共感してくれることも少なく、孤立感しかなかったです。
たまに子供を預けてスーパーにまとめて買い出しに行っても、家に帰ったら子供をほったらかしてで昼寝してたり、、うんざりでした。




【工夫と便利グッズ】
とにかく子育て広場とか、無料の施設を調べてたくさん利用してお出かけの機会を増やしました。
ベテランの保育士さんもおられたし、幼稚園の併設のクラスだとイベントもたくさん企画してくださって、本当にありがたかったです。




【強烈な思い出】
幼稚園の年少の時に、滑り台で転んで膝をすりむきました。
それで気持ちが挫けて、シクシク泣き続けて、小一時間帰れず待っていました。
寒い冬でしたが、下の子はベビーカーに乗せて待たせているから早く帰りたいし、息子は傷の手当てをしてあげるよーって幼稚園の先生が声かけしてくれて絆創膏を貼ってくれようとしても、拒否。
教室に入るのも拒否。
だからといって遊び出すわけでもなく、園庭の隅でずっと拗ねてイジイジし続けました。
もうどうしようもなくて、しょうがないので息子を片手で小脇に抱え、もう片方の手でベビーカーを押しながらなんとか駐車場に連れ出し、チャイルドシートに無理やり縛りつけましたが、その時点で全身汗だくで体がガチガチでした。




【後悔してること】
感情を抑えられず、怒鳴りつけたり物を投げたりしたことです。
あと、大声を出したことも多々あります。
とにかく一呼吸おいてクールダウンできればよかったなぁと今なら思えます。
旦那は叱ってくれない人なので、そんな母子を眺めていました。




【嬉しかったこと】
幼稚園に入って母の知らない時間が増え、お絵かきや工作、発表会などで新しい姿を見せてくれた時に感動しました。
どんどん成長しているんだな、親と離れる時間がこうして少しずつ多くなっていくんだなぁと感慨深くなりました。




【現在】
子供は中3になりました。
わりとずっと感情のコントロールが難しい子でしたが、中学生になると彼なりに制御できているのがわかります。
一時期は発達障害かも。


と悩んだ時期がありましたが、学校ではすごく社会性を発揮し、今では生徒会の役員もこなしています。
友達もずっと多く、人気者です。
夫がもう少し父らしく関わってくれたらなぁとは思うのですが、諦めました。
叱る役目も誉める役目も、母が一人二役やってます。



【当時の自分へのアドバイス】
頑固にならないことです。
これができなくてはいけない、早くやらなければいけない、と真面目になりすぎず、健康で楽しく過ごせてたら、何も問題ないじゃない、と開き直った方が良いです。
あと、親が手伝わずにいろんなことにチャレンジさせるべきです。
失敗をたくさんさせて、自分で学ばせないと人間力がつかないです。
できた時はたくさん誉める!