イヤイヤを乗り越えて、スキスキになれた息子との思い出。

【育児体験談】イヤイヤを乗り越えて、スキスキになれた息子との思い出。

【自分の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
35歳
【自分の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
専業主婦

【夫の年齢】(イヤイヤ期育児の当時)
37歳
【夫の職業】(イヤイヤ期育児の当時)
介護士

【住んでいた住宅と環境】(イヤイヤ期育児の当時)
マンションの一階で旦那と私と子供と猫の三人と1匹暮らしでした。





【性別】
男の子
【兄弟姉妹】
子供はこの子一人だけでした。
【子供の性格】
活発すぎてずっと私が走らされているくらいで、気づくと常に動いていました。
言葉も遅かったので、多動を心配しましたが、幼稚園児になった今、普通の男の子です。




【始まりと予兆】
2歳のころ遅めの突発性発疹になり、普段よりもすごくイヤイヤが強くなって、本当に手がつけられないくらいになった時があって、それ以降1年間同じ状態が続きました。

【イヤイヤ期の期間】
2歳になりたてくらいから3歳ごろまで。



【こんなイヤイヤをする】
・トイレに行きたいけど、トイレではしたくないとごねる
・気に食わないと物を投げる、お地蔵さんみたいに動かなくなる
・あれもこれも好きじゃないと、食べ物を拒否する

【具体的に言うと・・・】
仕事を辞めて専業主婦として子供と二人きりの生活が続いていたのと、旦那が多忙でほぼ家にいなかったため、常にイヤイヤな息子の面をぶつけられていて、本当にノイローゼになりそうでした。
言葉が遅かったため(2歳半でようやく少ししゃべり始めました)、余計に本人も気持ちをぶつけられなくてイライラしていたようです。
少しずつ話ができるようになったことで、落ち着いていったような気がしています。
また、市でやっている幼児教室で同じ年のお友達ができて、私もママ友たちができて、ママさんたちといろいろ自分のことや思っていることを語ったりして、それで気持ちが楽になったりしていました。
今でも仲がよい友達で、ある意味戦友のような仲間です。




【当時の心境】
日々、いつになったらこの状態が終わるんだ〜と悩んで、自分だけがつらいんじゃないかとノイローゼになりかけましたが、ママ友たちも同じことを思ってるんだなと知って、心強くなりました。
自分だけじゃない、と思えるのってすごく楽になります。




【夫の対応】
ちゃんと話を聞いてくれて、どうしたらいいか一緒になって考えてくれました。
お互い外でイヤイヤ期にぶつかったときは、いろんなことを諦めてすぐ家に帰る、という取り決めを決めていました。
まともに取り合わない方法を教えてくれた旦那に感謝です。




【工夫と便利グッズ】
とにかくいろいろな選択肢を用意すること、食事もいくつか食べられそうなものを用意したりとか、息子本人が納得するまでやらせて、いろんなことに付き合うようにしました。
体力も気力も限界でしたが、今考えれば頑張ってたなと自分を褒めたくなります。




【強烈な思い出】
きっかけである突発性発疹になったとき、通常のイヤイヤ期の100倍くらいのすごさのイヤイヤが突然来たので、それが1週間続いたときは本当に心が死にそうになりましたが。
それ以降のイヤイヤはあの時に比べればまだましだな、と思えるようになったので、ある意味ではよかったのかなと思います。
突発性発疹の時は、デパートの子供服売り場で泣き叫んで床に転がってまったく起きてくれず、手を触れると払われて、本当に何もできずにいたたまれない思いをしていましたが、売り場の店員さんも身に覚えがあるようで、イヤイヤ期は大変ですよね、と声を優しくかけていただいたのが今でも忘れられません。
周囲の人の優しさに助けられた時期でもありました。




【後悔してること】
自分でもあまり記憶はありませんが、たぶん言わなくてもいいことはけっこう強く言ってしまっていたし、かなりの回数でどなったり怒ったりしていたなと思います。
私もママとしてまだ未熟な時期だったな、と今になって思います。




【嬉しかったこと】
昼間はイヤイヤ期にイライラして、怒ったりどなったりしていましたが、夜になって息子が寝た後に、寝顔が本当に可愛くて、こんな子になんであんなにイライラしてるんだろう、と反省しました。
寝顔、本当に天使です。
今もですが。




【現在】
現在6歳で、来年から新1年生になります。
ここまでくるのにいろいろあったけど、本当にあっという間でした。
今になってイヤイヤ期に似た反抗期もどきみたいなものが来ているので、小さい頃のイヤイヤを思い出しながらも、なんとか対応できています。
大きくなったなあ、と毎日思いながら、新生活でも楽しく暮らしてくれるよう、母として願っています。



【当時の自分へのアドバイス】
今のあなたが感じているこのつらい時期はそんなに長く続かないから大丈夫! あともう少ししたら、同じ気持ちを持った友達たちと出会えるから、みんなにいろいろ気持ちを話して楽になってね! 難しいかもしれないけど、できたらあんまり怒らないで、毎日の育児を楽しんでください。
子供が小さいのは今だけ。
素敵な未来が待っています。